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レベル B2 – 中上級CEFR B2
5 分
281 語
新しい研究は、職場での発言(ボイス)が管理者の問題提示の仕方によって左右されることを示しました。研究チームにはロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究者らとオクラホマ大学、バージニア工科大学の研究者が参加し、成果はJournal of Applied Psychologyに掲載されました。フィル・トンプソン准教授は、従業員の発言が組織のパフォーマンスや安全性、創造性に寄与すると述べています。
研究は三つの方法で検証しました。第一の研究では参加者に実際の仕事の問題を想定させ、無作為に利得か損失かを書かせました。損失に注目した人は利得に注目した人に比べて上司に話す意欲が16%高まりました。第二の研究では架空の業績評価を用い、チーム全体が目標を逃す可能性が示された場合に発言が35%増えることが分かりました。第三の研究では従業員と上司のペアを用い、共同の損失として提示された場合に発言の確率が8–10倍高まるという実データが得られました。
この結果は実務的な示唆を与えます。トンプソンは、指導者が問題を「何を失うか」として表現することで従業員の発言意欲を高められる可能性があると述べています。組織はフレーミングの仕方を見直すことで、従業員からの提案を促進できるでしょう。
難しい単語
- 発言 — 自分の意見や考えを言うこと発言意欲
- 提示する — 情報や問題を他者に示すこと問題提示, 提示された
- 損失 — 失ってしまうことや減ること
- 利得 — 得られる利益や増えること
- 無作為 — 特定の基準がないこと、ランダムであること無作為に
- フレーミング — 物事の伝え方や表現の仕方
- 寄与する — 全体に良い影響を与えること寄与すると
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ディスカッション用の質問
- あなたの職場で問題を損失として示すと人々はより発言すると思いますか。理由を述べてください。
- フレーミングの仕方を見直すことで組織にどんな利点と注意点が生じますか。具体例を挙げて説明してください。
- 研究で使われた三つの方法のうち、どれが実際の仕事の状況に一番近いと思いますか。理由も述べてください。