レベル B1 – 中級CEFR B1
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タナ湖の外来水草は船の航行を妨げ、従来の漁場から魚を遠ざけ、漁師たちの生活を圧迫していました。ゴンダー大学の研究者らが、地元住民と協力して水草と家畜の糞を集め、バイオガス消化槽で嫌気性に分解する小規模なパイロットを行いました。
このパイロットは少数の家庭に設置され、数週間の発酵で主にメタンと二酸化炭素からなるバイオガスが発生しました。発酵残渣は肥料として畑にまかれ、トウモロコシや野菜の収量が増え、化学肥料の支出が減ったと報告されています。住民は当初は懐疑的でしたが、明かりや料理用ガスを見て考えが変わりました。
専門家は、侵入植物をバイオガスやバイオ肥料に転換することで環境被害の軽減や雇用創出につながる可能性があると指摘していますが、規模拡大には支援が必要だとしています。
難しい単語
- 外来水草 — もとの場所でない水にある水生植物
- 航行 — 船や船舶が進むこと
- 嫌気性 — 酸素がない状態で起きる性質
- 発酵残渣 — 発酵のあとに残る固い有機物
- バイオガス — 有機物の分解でできる燃える気体
- バイオ肥料 — 有機物を利用して作った肥料
- 規模拡大 — 事業や活動の範囲を大きくすること
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- このようなバイオガスの小規模プロジェクトが自分の地域でできると思いますか。理由も書いてください。
- 発酵残渣を肥料として使うことの利点と心配な点を二つずつ挙げてください。
- 外来種の管理と地域の雇用創出を両立させる方法は何だと考えますか。具体案を一つ述べてください。