レベル B1 – 中級CEFR B1
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ユタ大学による遺伝学的研究は、自殺で亡くなった人の多くにうつ病の記録や自傷・自殺念慮の記録が欠けていることを示しました。研究チームは匿名化された遺伝データを解析し、過去に自殺念慮や自傷のある人と、そうした既往のない人を比較しました。
その結果、既往のない群は精神科の診断が少なく、大うつ病性障害や不安、アルツハイマー病、PTSDに関する遺伝的リスクが低い傾向がありました。抑うつ気分や神経症傾向といった軽い特性も多いとは示されませんでした。
筆頭著者は、うつ病の検査を増やすだけではすべてのリスクを見つけられない可能性があると述べ、原因の多様性を考える必要性を強調しました。研究はJAMA Network Openに掲載され、支援が必要な場合は支援回線988へ電話するよう呼びかけています。
難しい単語
- 解析する — データを詳しく調べること解析し
- 匿名化する — 個人の名前などを消して情報にすること匿名化された
- 既往 — 以前にあった病気や症状の記録既往のない
- 大うつ病性障害 — 強い長期間の抑うつ症状がある病気
- 自殺念慮 — 自分を傷つけたいと思う気持ち
- 遺伝的リスク — 病気になりやすい遺伝による可能性
- 抑うつ気分 — 気分が沈み、元気がない状態
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- なぜうつ病の検査だけでは全てのリスクを見つけられないかもしれないと思いますか?理由を2つ挙げてください。
- あなたの地域で自殺や自傷の支援を広めるにはどんな方法が良いと思いますか?具体的に説明してください。
- 遺伝データを匿名化して研究に使うことの良い点と注意すべき点をそれぞれ一つ挙げてください。