Science Journalism Forumは8月30日から9月2日まで完全バーチャルで開かれ、5つの言語で記者や編集者が集まって問題を発表・議論します。会議は特に開発途上国の協力と技能強化を重視しており、国境を越えた取材と共同調査を促すことが狙いです。
マサチューセッツ工科大学のKnight Science Journalism(KSJ)プログラムのディレクター、Deborah Blumが基調講演「12 Lessons for Science Journalists from the Pandemic」を行います。Blumは、パンデミックが科学ジャーナリズムをニュース議題の中心に押し上げた一方で、知見が速く変わる難しさや、公開前の慎重なファクトチェックの必要性を強調しました。彼女は分野が基準を維持するべきだと警告し、「私たちがそれを台無しにしない限り」と述べています。
実務面では、Historias sin Fronterasというプロジェクトが国をまたいだ記者ネットワークを作り、COVIDやトランスジェンダー医療、アマゾン破壊などを扱いました。スペイン語やポルトガル語での調査報道が後にNational Geographicに取り上げられた例もあります。
KSJは通常のフェローシップで世界中の記者を支援し、延期したクラスは60パーセントが国際出身です。さらに科学編集ワークショップや無料のファクトチェックのバーチャルトレーニングを実施しており、6月のワークショップには400人が応募して200人が受け入れられ、40カ国以上が参加しました。多くは東南アジアや中東からで、時差のため午前2時に参加した人もいました。
Deborah Blumは9月1日にScience Journalism Forumで講演します。この記事はSciDev.NetのGlobal deskが制作しました。
難しい単語
- 開発途上国 — 経済や社会が発展途中の国々
- 技能強化 — 仕事の能力や技術を高めること
- 基調講演 — 会議で主要な話題を話す講演
- ファクトチェック — 情報の事実や正確さを確認する作業
- フェローシップ — 専門家や記者に与える研修や支援
- 調査報道 — 事実を深く調べるジャーナリズム
- 共同調査 — 複数の記者や機関が一緒に調べること
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ディスカッション用の質問
- 完全バーチャル開催や時差の問題は、国際的な研修にどんな利点と欠点をもたらしますか。具体例を挙げて説明してください。
- 開発途上国の記者支援や技能強化が、現地の報道にどのような影響を与えると思いますか。理由を述べてください。
- 科学ジャーナリズムで速く変わる知見に対応するために、どのようなファクトチェックの工夫が必要だと思いますか。経験や考えを具体的に話してください。