レベル B1 – 中級CEFR B1
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イギリスの大学発スピンアウト企業が、土壌中の微生物を利用して自ら充電するバッテリー「Bactery」を開発しました。この装置は農地に設置してセンサーやIoT機器に電力を供給し、土壌の健康や作物の生育、環境条件のデータをリアルタイムで提供することを目指しています。
開発チームはUniversity of Bath出身で、2019年に概念実証を行い、北東ブラジルのIcapuíで水の消毒用の試作機を試験しました。現地は雨水が主な飲料水で、信頼できる電力網が乏しい環境でしたが、土の電気で電気化学的な水処理リアクターを駆動できることが示されました。
装置は電気を生む微生物を利用しますが、電極周辺を酸素のない状態に保つ必要があります。同社は設置して放置できる運用を想定し、寿命は25年以上としています。試作機の改良を進め、2026年に小規模生産を始める計画です。
難しい単語
- スピンアウト企業 — 大学や研究から独立した新しい会社
- 土壌 — 地面にある植物や微生物のいる土土壌中
- 微生物 — 目に見えない小さな生き物
- 概念実証 — 考えの仕組みが可能か試すこと
- 試作機 — 製品の初めのテスト用の機械
- 電気化学的 — 電気と化学の作用に関する電気化学的な
- 寿命 — 使える期間の長さ
- 小規模生産 — 少ない量で行う生産活動
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- 土壌の微生物で動くバッテリーは、あなたの国や地域の農業でどんな役に立つと思いますか?理由も書いてください。
- 電力が不安定な場所でこの装置を使うと、どんな問題が解決できそうですか?具体的に考えてください。
- この装置が普及したとき、農家の仕事や作物の管理はどう変わると思いますか?短く予想してください。