フィリピンの農民とアグロエコロジーの活動CEFR B2
2025年11月21日
原文: Mong Palatino, Global Voices • CC BY 3.0
写真: Karlo King, Unsplash
MASIPAGは500を超える人々の組織をつなぐネットワークを主導し、COP30を控えて地域で幅広い活動を展開しました。10月の首都圏での全国アグロエコロジーワークショップとフェアでは、地域の作物や製品が展示され、Earth Island Institute-Asia-Pacificが屋外キッチンで実演料理を行いました。EII-APのキャンペーンコーディネーター、Robert Ray Medranoは、その実演が日常の食と土地、環境保護の広い闘いを結び付けたと説明しました。
MASIPAGは遺伝子組み換え生物(GMO)を有利にする地方条例に正式な反対を提出しました。団体は、その条例が輸入種子や化学資材への依存を深め、農業の生物多様性を減らし、伝統的な農法を蝕むと警告しています。請願には50を超える地域の農業協会が賛同し、ネグロスの二つの選挙区から3,000人を超える個人の署名がある立場表明書も提出されました。
活動は現場での議論も含みます。ネグロス州ビナルバガンでは約65人の農民リーダーがGMOの健康影響と地元生態系へのリスクを話し合い、同地域の長年の有機農業の慣行と知識を守る意向を示しました。活動期間中に二度の強い台風が一部を直撃し、土地改革と気候正義の必要性が改めて浮き彫りになりました。
MASIPAGは南の島ミンダナオの農民とともにGARSA(Genuine Agrarian Reform and Sustainable Agriculture)の学習会を開き、二つの柱として小規模農民のための土地再分配と保護、そして生態の均衡・食料安全・気候回復力のためのアグロエコロジー推進を強調しました。議論では女性の権利や再生産労働の価値認識、女性を意思決定者として認める重要性にも特別な注意が払われました。
MASIPAGはCOP30での成果と草の根活動を結び付ける計画があり、全国ワークショップとフェアの教訓をCOP30の議論に届けるためのオピニオン動画を公開する意向を示しています。またフィリピンからブラジルまで意見を共有し、地域主導の伝統的農法と環境保護のためのコミュニティ支援を継続すると述べました。
難しい単語
- 主導する — 活動や計画を中心になって進めること主導し
- アグロエコロジー — 環境に配慮した農業の考え方と実践
- 遺伝子組み換え生物 — 遺伝子を人工的に変えた生き物遺伝子組み換え生物(GMO)
- 生物多様性 — 地域や地球のさまざまな生き物の多様さ
- 請願 — 特定の意見を集めて提出すること請願には
- 土地再分配 — 土地を小規模農民へ分け直すこと
- 再生産労働 — 家事や子育てなどの無給の仕事
- 気候回復力 — 気候変動に耐え回復する能力
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- MASIPAGはGMOに有利な条例に反対しました。この記事を元に、その反対の理由を自分の言葉で二つ説明してください。
- COP30の議論に草の根活動の教訓を届けることにはどんな利点と課題があると思いますか?具体例を挙げて説明してください。
- 学習会で女性の権利や再生産労働の重要性が議論されました。地域農業で女性を意思決定に参加させることの意義についてあなたの意見を述べてください。