タール民話を再創作した小説「Budhani」CEFR B2
2025年7月31日
原文: Sanjib Chaudhary, Global Voices • CC BY 3.0
写真: Philippe Murray-Pietsch, Unsplash
「Budhani」は、タール族の民話をもとにプラウィン・アディカリが中編小説へと再創作した作品です。アディカリは出典としてクリシュナ・サルバハリが集めた二つの民話を挙げており、それらはActors’ Studioの劇の基礎にもなったと語っています。元の二話は合わせて6か7ページにすぎず、彼はその種を取り、新しい寓話へと発展させました。
作品はカラスが少女として生まれ変わる筋をたどり、雄のカラスKorvinとの関係や、男性が支配的な世界での法的・社会的な不当と闘う場面を、母と子の親密な会話や感情の描写と結びつけています。アディカリは著作権や創作の連鎖を示すために「refabulated」という語を用い、カラスと少女のそれぞれの視点から場面を書いたと述べています。執筆過程は主に機械的だったとも語っています。
インドゥ・タールはその作品をタール語に翻訳し書き直しました。彼女は西ネパールのカイラリ郡ラナムラ村で生まれ、父と伯父が雑誌「Muktik Dagar」を刊行していた背景があります。インドゥはタールのアイデンティティーや文化を記録する活動に関わり、以前の著作『Nilambit Nibandha』と『Muktik Dagar』はネパール語で書かれています。
タール語で書く過程では、多くの特有の語彙を復元する必要があり、タール文学者チャビラル・コピラの助けや母や祖母、友人からの聞き取りで語彙を取り戻したと語られています。タール族はネパール南部のテライ低地とインド北部に住み、タール語はネパールとインドの間で約200万人が話しています。Global Voicesのサンジブ・チャウドハリーが両者に取材し、インタビューは要約・編集されています。
民話の中でBudhaniは人間のような絆を結び、少女として生まれ変わった後に自分の権利のために闘います。インドゥはこの物語が少女たちの強さを示していると述べ、タールの女性の経験や貢献についてさらに書く計画があると語っています。
難しい単語
- 再創作する — 元の話を基に新しく作ること再創作した
- 寓話 — 教訓や意味を含む短い物語
- 著作権 — 作品の作り手の法的な権利
- 復元する — 失われたものを元の状態に戻すこと
- 聞き取り — 人から話を聞いて情報を集めること
- 支配的 — 力や影響力で他をコントロールする様子支配的な
- 取材する — 事実や証言を集めること取材し
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- カラスが少女に生まれ変わる設定は、どのようなテーマや社会問題を表していると思いますか。本文を参照して理由を述べてください。
- インドゥがタール語の語彙を復元するために行った聞き取りや協力の方法には、どんな利点と課題があると思いますか。具体的に説明してください。
- 翻訳や再創作は少数言語の文化記録にどう貢献できるでしょうか。タール語の例を使って意見を述べてください。