レベル B1 – 中級CEFR B1
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新しい研究は、1990年代から標準的に使われてきたPatient Health Questionnaire(PHQ)の質問表現に問題がある可能性を指摘しました。研究はジャーナルJAMA Psychiatryに掲載され、主導したのはアリゾナ大学の研究グループです。
約850人の参加者がまずPHQに回答し、その後に仮定の状況が示されました。たとえば「一週間ほぼ毎日寝過ごしているが、それを気にしていない場合」に、参加者がどのように答えるかを調べました。結果は一貫せず、仮定の状況で「まったくない」を選んだ人は328人(38%)にとどまりました。また、将来のPHQに対して「頻度で答えるか、悩まされているかで答えるか」と述べた人は146人(17%)でした。
研究者は、表現の不一致がスマートウォッチの睡眠データなど他のデータと矛盾を生む可能性や、薬による食欲変化が症状の評価に影響する恐れを指摘しました。著者らは、頻度と心理的な困惑(苦痛)を分けて問い直すことを提案し、さらなる検証研究を呼びかけています。共同執筆者には複数の国の大学の研究者が含まれます。
難しい単語
- 質問表現 — 質問の書き方や言い方
- 仮定 — 実際でない想定した状況仮定の状況
- 一貫する — 同じやり方や考えを保つこと一貫せず
- 頻度 — あることが起こる回数や程度
- 苦痛 — つらさや不快を感じる心理的状態
- 矛盾 — 二つのことが一致しないこと
- 検証研究 — 結果や方法を確かめる研究
- 食欲変化 — 食べたい気持ちの増えたり減ったり
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- PHQのような質問票で、頻度と困り具合を別々に聞くべきだと思いますか。理由を教えてください。
- あなたが健康調査に答えるとき、仮定の状況と実際の状態で答え方が変わることはありますか。具体例を話してください。
- スマートウォッチなどのデータと質問票の答えが違ったとき、どの情報を優先しますか。理由を説明してください。