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レベル B2 – 中上級CEFR B2
5 分
295 語
アリゾナ大学医学部トゥーソン校の研究者らが主導した第3相臨床試験は、救急外来を受診した就学前の子どもを対象にアジスロマイシンの有効性を検証しました。複数の小児救急部門で840人の子どもが無作為に割り付けられ、5日間アジスロマイシンかプラセボを投与されました。転帰の評価には保護者が呼吸や咳、食欲、気分を毎日報告するADYCが用いられました。
中間解析の結果、アジスロマイシン群でADYCスコアの改善は認められず、試験は早期に中止されました。鼻咽頭の検査では840人中521人が少なくとも一つの潜在的有害細菌に陽性でしたが、細菌の保有有無で群間差は見られませんでした。
研究では多数の呼吸器ウイルスが検出され、86%を少し上回る割合の子どもが1種以上のウイルスを保有し、72.5%は風邪ウイルス(ライノウイルス)に感染していました。研究者らは細菌がウイルスで障害を受けた子どもに二次的に定着している可能性があると結論し、抗生物質の過剰使用、薬剤耐性、免疫発達への影響を懸念しています。
試験結果はThe New England Journal of Medicineに掲載され、American Thoracic Societyの会合でも発表されました。研究資金は一部でNational Heart, Lung, and Blood Instituteの援助を受け、PECARNや米国保健福祉省の関連機関の支援のもとで行われました。出典:University of Arizona。
難しい単語
- 臨床試験 — 医薬品を人で評価する研究第3相臨床試験
- 割り付ける — 参加者を異なる群に分けること割り付けられ
- プラセボ — 有効成分のない偽薬のこと
- 中間解析 — 試験途中のデータを評価する分析
- 鼻咽頭 — 鼻とのどのつなぎ目の部分
- 定着する — ある場所に長く存在するようになること定着している
- 薬剤耐性 — 薬が効かなくなる性質
- ADYC — 保護者が毎日報告する評価の尺度
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- この研究の結果を受けて、小児の呼吸器感染に対する抗生物質の使用についてどう考えますか。理由を述べてください。
- 臨床試験が中間解析の結果で早期中止される利点と欠点は何だと思いますか。具体的に説明してください。
- 研究で多くの子どもがウイルスを保有していたことは、診療や予防の方針にどのような影響がありますか。あなたの意見を述べてください。