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レベル B2 – 中上級CEFR B2
5 分
272 語
医学誌『JAMA Pediatrics』に掲載された研究によると、生後間もなく行われる男児の割礼と自閉症のリスク増加との間には関連がないことが分かりました。この研究は、米国立衛生研究所(NIH)が支援する「小児の健康に対する環境の影響(ECHO)」研究のデータを分析したものです。
米国疾病対策センター(CDC)によると、自閉症の診断割合は2000年の約150人に1人から、2022年には8歳児の31人に1人へ上昇しており、過去の研究から保護者の間で懸念が高まっていました。ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院のモニカ・マグラス氏が率いる研究チームは、全米14か所の男児2,771人のデータを調べました。
主な結果は以下の通りです。
- 約66%が退院前に割礼を受けていました。
- 約7%が平均3.8歳で自閉症と診断されました。
- 自閉症の割合は割礼を受けた男児で6%、受けていない男児で9%でした。
親の年齢や家族歴を補正した結果、割礼と自閉症に有意な関連はありませんでした。また、アセトアミノフェンへの曝露は5%未満と極めてまれでした。研究チームは自閉症リスクに関して割礼は安全とみていますが、今後も診断数増加の他の要因について調査を継続する方針です。
難しい単語
- 割礼 — 男性の身体の一部を切除する処置のこと。
- 懸念 — 将来のことについて不安や心配を抱くこと。
- 補正 — 条件の偏りを考慮してデータを修正すること。
- 有意 — 統計的に意味があり偶然ではないとされる状態。
- 曝露 — 薬剤や環境物質の作用を身体に受けること。
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- 医療や健康に関する研究結果を知ったとき、保護者は情報をどのように受け止めるべきだと思いますか。
- 病気や障害の診断数が増加している原因を調べることには、どのような社会的意義があると考えますか。