レベル B1 – 中級CEFR B1
3 分
167 語
Tulane UniversityのMatthew DalvaとUniversity of Texas at DallasのTed Priceらが率いた研究で、酵素 vertebrate lonesome kinase(VLK)が損傷後に神経細胞から放出され、痛みの信号をオンにすることが示されました。成果はScienceに掲載されました。
研究では、VLKが細胞外でタンパク質にリン酸を付けることで、細胞表面のタンパク同士の相互作用を変えることが分かりました。マウス実験では、VLKが痛みや学習・記憶に関わる受容体の機能を高めることが明らかになっています。
痛みを感知するニューロンからVLKを除くと術後の痛みが消え、運動や感覚は正常でした。研究者は、細胞外酵素を標的にする方法が、NMDA受容体を直接遮断するより副作用が少ない可能性があると述べています。
難しい単語
- 酵素 — 体内で化学反応を助けるタンパク質
- 細胞外 — 細胞の外側にある場所や部分
- 相互作用 — 二つ以上のものが互いに影響すること
- 受容体 — 細胞が信号を受け取るためのタンパク質
- 除く — ある物を取り去ること、なくすこと
- 副作用 — 薬や治療で起きる望ましくない影響
- 標的 — 治療や攻撃で狙う対象や場所
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- 細胞外酵素を標的にする痛み治療について、メリットとデメリットを自分の意見で述べてください。
- NMDA受容体を直接遮断する治療より副作用が少ない可能性について、あなたはどう考えますか?理由も書いてください。
- マウス実験では学習・記憶に関わる受容体の機能が高まったとあります。人に応用する前にどんな点を詳しく調べるべきだと思いますか?