レベル B1 – 中級CEFR B1
4 分
187 語
研究チームは腸内細菌Turicibacterが高脂肪食のマウスで代謝の改善と体重増加の抑制をもたらすと報告しました。以前の研究では約100種類の細菌の混合が効果を示していましたが、今回は単一の細菌が重要な役割を果たすと分かりました。
筆頭著者のケンドラ・クラグは何年も微生物を培養した末にこの細菌を特定しました。Turicibacterは多様な脂肪様分子を作り、精製したその脂肪を高脂肪食に加えると、血糖や血中脂質が下がり体重制御効果が現れました。
またこの細菌は宿主のセラミド合成にも影響を与え、セラミドレベルを低く保つ助けになります。高脂肪食はTuricibacterの増殖を妨げるため、継続的な補給が必要になる可能性があります。マウス結果がそのまま人間に当てはまるとは限らないと研究者は注意しています。
難しい単語
- 腸内細菌 — 腸の中にいる細菌の総称腸内細菌Turicibacter
- 代謝 — 体がエネルギーを使う働き
- 抑制 — 進行や動きをおさえること
- 精製する — 不純物を取り除くこと精製した
- セラミド — 細胞や血液にある脂質の一種セラミド合成, セラミドレベル
- 増殖 — 細胞や微生物が数をふやすこと
- 補給 — 足りないものをくわえて補うこと
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- この研究結果が人間にも当てはまるかどうか、あなたはどう思いますか。理由も教えてください。
- 日常の食事を変えることで腸内細菌にどんな影響がありそうですか。具体的な例を挙げて説明してください。
- もしTuricibacterに似た微生物を人に補給する方法ができたら、あなたは使ってみたいですか。その理由は何ですか。