世界の首脳がニューヨークに集まる第80回国連総会の機会を通じて、アフリカの保健資金の仕組みを見直そうという動きが高まっています。ナイジェリアの上級技術顧問オビンナ・エビリムは、ドナーとの関係をより公正にし、政府の説明責任を強めるようアフリカ諸国の指導者に訴えています。エビリムは国際援助がマラリアやHIV対策で重要だったと認める一方で、援助に過度に依存すると資金変化でプログラムが行き詰まると指摘します。
彼は具体例として、HIV、結核、マラリア、栄養プログラムの中断や物資不足、一部病院での診療縮小、ドナー支援の保健従事者の雇用喪失を挙げます。ナイジェリアの多くの基礎保健センターは非常勤の人員に頼り、その報酬はドナー事業に依存しています。予算面ではナイジェリアはアブジャ宣言の目標である15パーセントを達成しておらず、近年は保健に4〜6パーセントを割り当てています。
エビリムは人的資源とインフラの不足も重要な構造的問題だと述べ、若者に焦点を当てた労働力政策や、保健部門の刷新投資イニシアティブの下にあるNational Health Fellows Programme(国民健康フェロー・プログラム)を紹介します。このプログラムは各地方自治体に一人ずつ、合計774人の若者を採用し、フェローシップ後に保健分野へ雇用しました。
UNGA80では保健資金を扱う会合が複数開かれます(VitalTalks Liveの会合は9月23日、Foreign PolicyのHealth Forumは9月24日、UNITAIDのサイドイベントなど)。エビリムは、ドナーは能力構築を支援し政府の優先に整合させるべきだと述べ、援助終了後も国内システムが維持されることを求めています。
難しい単語
- 保健資金 — 医療や公衆衛生に使うお金
- ドナー — 援助や資金を出す団体や国
- 説明責任 — 行ったことを説明する義務や責任
- 行き詰まる — 進行が止まり解決できなくなる
- 基礎保健センター — 地域で基本的な医療を提供する施設
- 非常勤 — 常勤でない、時間や日数が限られる働き方
- フェローシップ — 訓練や研究のための一定期間の制度フェローシップ後
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ディスカッション用の質問
- ドナー支援が終了した後も国内システムを維持するために、どんな方策が考えられますか。具体的に二つ挙げて説明してください。
- 若者を採用して保健分野に雇用するプログラムの利点と課題は何だと思いますか。自分の考えを理由とともに述べてください。