レベル B2 – 中上級CEFR B2
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研究チームは昨秋、ワシントン州のイサクア・クリークとイサクア孵化場周辺で空気中のeDNAを採取し、回遊期のコーホーサーモンの個体数変化を推定しました。チームは空気と水のeDNAデータを孵化場の目視カウントと統計モデルで組み合わせ、回遊の間に魚の数がどのように増減するかを追いました。
実験では複数地点にフィルターを設置し、流れから10〜12フィート離れた場所でもコーホーサーモンのDNAが捕らえられました。空気中のDNA量は水中より25,000倍少なかったものの、その濃度は観察された回遊の傾向と連動して変化しました。サンプリングは8月から10月の間に行い、各回は24時間フィルターを設置しました。フィルターは複数種類を試し、実験室でeDNAを抽出してコーホーサーモン特異的なタグでPCR測定を行いました。
論文はScientific Reportsに掲載され、研究者はこの手法が複数の小川にわたる相対的な存在量や所在を示す可能性があると述べています。雨や風、湿度、温度などの変数は今後さらに検討される必要があると指摘され、研究は基金とOceankindの資金で行われ、出典はワシントン大学です。
難しい単語
- eDNA — 環境中にある生物の遺伝子断片
- 回遊期 — 魚などが移動する季節や期間
- 孵化場 — 魚の卵が孵化する人工の施設
- 統計モデル — データを分析する数理的仕組み
- 濃度 — ある場所に含まれる物質の量
- 抽出する — ある物質を取り出す操作や過程抽出して
- PCR測定 — 遺伝子を増やして検出する方法
- 所在 — あるものがどこにあるかの位置
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- 空気中のeDNAを使った調査は、目視カウントと比べてどんな利点と限界があると思いますか?理由も述べてください。
- この研究で雨や風などの気象変数の影響をさらに調べる必要があるとされています。どのような影響が考えられますか?具体例を挙げて説明してください。
- あなたの地域で同じ手法を使うとしたら、どのような場所や季節で実施するのが適切だと思いますか?その理由も書いてください。