レベル B1 – 中級CEFR B1
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研究チームは、直径5ミリメートル未満のプラスチック粒子であるマイクロプラスチック(MPs)に父系が曝露された場合、次世代の代謝にどのような影響があるかをマウスモデルで調べました。父マウスは通常食を与えられ、研究者は子マウスに高脂肪食を与えて影響を明らかにしました。
結果は性別で異なり、MP曝露を受けた父から生まれた雌の子は、そうでない父からの子に比べて代謝障害を発症する割合が有意に高まりました。雌の子は筋肉量が低下し、糖尿病様の表現型と肝臓での炎症や糖尿病促進に関係する遺伝子のアップレギュレーションが観察されました。雄の子は糖尿病は発症しませんでしたが、脂肪量が減少しました。
研究ではUCRで開発されたPANDORA-seqを用い、精子に搭載される小さなRNAの種類が変化していることを示しました。研究成果はJournal of the Endocrine Societyに掲載され、米国の他大学の共同研究者とともに行われ、一部はNational Institutes of Healthの助成を受けています。
難しい単語
- マイクロプラスチック — 非常に小さい合成プラスチックの粒子
- 父系 — 父親の側から受け継がれる系やつながり
- 曝露する — 有害な物質などに触れること曝露された
- 代謝障害 — 体の代謝の働きがうまくいかない状態
- アップレギュレーション — 遺伝子などの活動が増えることをいう
- 精子 — オスが作る受精に関わる小さな細胞
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- この研究の結果が人間にも当てはまるとしたら、どんな影響が考えられますか?
- 父親の環境や曝露が子どもの健康に影響することについてどう思いますか?具体的に説明してください。
- 雌と雄で違う結果が出た理由を、身近な例を使って考えてみてください。