バングラデシュの選挙で広がるネット運動と偽情報CEFR B2
2026年2月10日
原文: Mohammad Tarek Hasan, Global Voices • CC BY 3.0
写真: Kelly Sikkema, Unsplash
バングラデシュは2026年2月12日の第13回国会総選挙を控え、選挙活動が路上からソーシャルメディアへと大きく移行しています。報告書「state of digital in Bangladesh in 2026」は、アクティブな携帯接続が1億8600万件で人口の約105%に達し、インターネット利用者は8280万人(47%)、ソーシャルメディア利用者は6400万人であると示しています。
政党や候補者は動画、ライブ配信、短い投稿、キャンペーンサイトやインタラクティブなコンテンツを使い、若年層を含む有権者層に働きかけています。Daily Sun は主要人物の Facebook フォロワー数も報じ、BNP 議長 Tarique Rahman が560万人、Bangladesh Jamat-e-Islami Party の Ameer Shafiqur Rahman が230万人、NCP 総裁 Nahid Islam が120万人と伝えています。
選挙管理委員会はオンライン選挙運動の規則を定め、公式アカウントの事前提出と、偽情報や個人攻撃、画像や動画を操作したりAIを使って有権者を誤導する行為を禁止しました。しかし、The Daily Star は選挙前に約97件のAI生成コンテンツを特定し、Rumor Scanner は1か月でプラットフォーム全体で268件の誤情報を記録するなど、偽情報の増加が報告されています。
プラットフォーム側も対応を進め、TikTok Bangladesh は選挙管理委員会と連携して「Election Information Center」を開設しました。それでも規則や対策が欺瞞的な政治メッセージをどれほど減らせるかは不透明であり、デジタルツールが選挙の争われ方を変える中でバングラデシュの状況は世界的な課題を反映しています。
難しい単語
- 偽情報 — 事実ではない誤った情報や噂
- AI生成コンテンツ — 人工知能が作り出した文章や画像など
- 公式アカウント — 組織が公式に運用するネット上の窓口
- プラットフォーム — 利用者とサービスをつなぐオンラインの基盤
- 欺瞞的 — 人をだますような不誠実な表現欺瞞的な
- 連携する — 他の組織や相手と協力して働く連携して
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- ソーシャルメディア中心の選挙運動は有権者の判断にどんな影響を与えると思いますか。具体的な理由を述べてください。
- 偽情報やAI生成コンテンツが増える中で、プラットフォームや当局はどのような追加対策を取るべきだと思いますか。例を挙げて説明してください。
- 若年層をターゲットにした動画やライブ配信の効果について、賛成か反対か、理由とともに述べてください。