短い日本語ニュースで読解・リスニングを毎日トレーニング

1 日 1 本、日本語の短いニュースやストーリーを選んで、自分にとって読みやすいレベルを選択し、5〜10 分じっくり読み／聞きましょう。最初は細かいところよりも「全体として何の話か」をつかむことに集中し、そのあとで難しかった文に戻って、ハイライトされた語彙を確認します。最後にクイッククイズで理解度をチェックしましょう。

短い実世界のニュースやストーリーには、よく使う日本語の語彙や自然な文型、会話・文章で頻繁に出てくるフレーズが、文脈の中でまとめて出てきます。読む（読解）と聞く（リスニング）を同時に行うことで、読解力・聴解力・発音を一度に鍛えることができ、日常会話から仕事、留学、日本語能力試験（JLPT）まで、さまざまな場面で役立つ日本語力を効率よく身につけられます。

A1 は、ひらがな中心のとてもやさしい文と基本語彙が中心の初級向けです。A2 は、簡単なニュースや身近な話題ならある程度読める「基礎〜初中級」向けで、少し長めの文にも慣れていきたい人に合います。B1 は、日本語の標準的な文章をだいたい理解できる中級向けで、ニュースの流れを追いながら語彙を増やしたい人におすすめです。B2 は、ほぼ本物のニュースに近い文体で読みたい中上級向けです。もし 2 文に 1 回は止まってしまうようなら、ひとつ下のレベルにして、読みやすさを優先したほうが効果的です。

はい。短い日本語ニュースやストーリーは、JLPT や学校テストなどで必要になる読解・聴解スキルを鍛えるのにぴったりです。主旨をつかむ、具体的な情報を探す、意見や理由を追いかけるといった練習が自然にできます。週に 5 本などの目標を決めて、クイッククイズを「ミニ模試」として使うのもおすすめです。上の級を目指す場合は、B1・B2 レベルを中心に取り組んでください。

はい。短い日本語ストーリーやニュースを読む・聞く基本的な機能は無料で利用できます。将来的に、登録ユーザー向けの追加機能が増える可能性はありますが、日本語学習者向けのレベル別読解・リスニング練習は、コア機能として利用できるようにしていきます。

いいえ。サイトを開いて日本語を選べば、アカウントを作成しなくてもすぐに読み始めることができます。今後、語彙の保存や読書時間の統計などの機能が追加された際には、アカウント登録をすると自分の学習状況を追いやすくなります。

読んだり聞いたりしているときに、ハイライトされた単語をタップすると、その場で簡単な意味が表示されます。そこで気になった日本語の単語やフレーズをノートや単語アプリにメモし、数日おきに見直しましょう。その語彙を使って自分で例文を作ったり、ストーリーを日本語で言い換えたりすると、記憶に残りやすくなります。

スピーキング練習にも使えます。ストーリーを読み終えたら、日本語で内容を自分の言葉で要約してみたり、ディスカッション用の質問に声を出して答えたりしてみましょう。スマホで録音して自分の発音や流暢さを確認したり、友人・教師・チューターと一緒に話す題材として使うこともできます。1 本の短いストーリーが、読解・リスニング・スピーキングをまとめて練習できる教材になります。