レベル B1 – 中級CEFR B1
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ラテンアメリカの保健団体や研究者が、人工知能を活用して若者や周縁化された人々に性と生殖に関する情報を提供する取り組みを進めています。ペルーとアルゼンチンでいくつかのプロジェクトが具体的に動いています。
ペルーでは助産師のAna Miluzka Baca Gamarraがサン・マルティン・デ・ポルレス大学でケチュア語のチャットボット「TeleNanu」を設計しました。TeleNanuはラポール形成、ニーズの特定、応答、理解の確認、コミュニケーションを開くという五つのステップに基づくカウンセリングモデルを使います。現地の助産師たちがWHOや保健省のガイドライン、査読済み文献でシステムを学習させました。
TeleNanuは過去1年間に88,000件以上の問い合わせをケチュア語とスペイン語で処理し、国外からの利用も含まれます。教師や現地スタッフは、母語の教材が若者に信頼される入口になっていると述べています。
また、非営利団体APROPOは生成型AIのNOAをWhatsAppやウェブで公開し、正確な国内外のデータで学習させています。NOAは2026年までに高ニーズ地域を含む10万人の青少年に到達することを目標としています。
難しい単語
- 人工知能 — コンピューターで人間の知能をまねる技術
- 周縁化する — 社会から離れて不利になるようにすること周縁化された
- 助産師 — 妊娠や出産の世話をする医療者
- チャットボット — 自動で会話するコンピューターのプログラム
- ラポール形成 — 信頼関係を作るためのやりとり
- 査読済み文献 — 専門家が内容をチェックした研究の文書
- 母語 — その人が最初に学んだ言葉
- 非営利団体 — 利益を目的にしない組織
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- 母語の教材が若者にとって信頼の入口になる理由は何だと思いますか。
- あなたの国や地域で、AIを使った保健情報はどのように役立つでしょうか。具体例を一つ挙げてください。
- 高ニーズ地域に情報を届けるために、どんな工夫が必要だと思いますか。