レベル B2 – 中上級CEFR B2
6 分
320 語
バージニア工科大学のランドン・マーSTON准教授と博士課程のユヌス・ナセリは、河川、湖、地下帯水層からの取水を全国規模で追跡する初のデータベース「United States Water Withdrawals Database」を構築しました。研究はNature Scientific Dataに掲載され、データベースは公開されています。
データベースには標準化された大量の記録が含まれています。収録内容の主な数値は次のとおりです。
- 188,857 個の個別水利用者
- 353,694 の取水点・利用点
- 58 million の取水量データ
- 7.5 million 件の個別記録
構築にあたりチームは50州すべての州機関と協力し、42州から記録を収集して標準化しました。50州のうち43州は大口利用者に報告を義務付けています。データは自己供給型の取水(発電所、鉱山、公共水道などが直接水源から取水する記録)に焦点を当て、地下水と表流水を含みます。月次・年次データを提供する場合もありますが、個々の家庭や事業への配水は記録しません。
データセットは州ごとにカバレッジが異なり、すべての使用を完全には網羅していません。報告された取水のうち実際に水道メーターで直接測定されているのは約4分の1で、大半は推定または混合手法です。各記録にはデータ取得方法が付記され、データベースはFAIR原則(findable, accessible, interoperable and reusable)に従っています。資源は地域や政策立案者が季節変動を追跡し、部門間を比較して保全や持続可能な管理を計画するのに役立つことを目指しています。
難しい単語
- 取水 — 河川や地下などから水をくみ上げること取水点, 取水量データ
- データベース — 整理したデータを保存する仕組み
- 標準化 — 異なる形式を一定のルールに合わせること標準化された
- 大口利用者 — 大量の水を使用する個人や事業者
- 自己供給型 — 自分で直接水源から供給を得る形態
- 推定 — 直接測らずにおおよそ計算すること
- 義務付ける — 法律や規則で必ず行わせること義務付けています
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ディスカッション用の質問
- このデータベースは地域や政策立案者にどのように役立つと思いますか。具体的な使い方を挙げて説明してください。
- 報告された取水の多くが推定や混合手法であることの利点と問題点は何でしょうか。理由も述べてください。
- 全ての使用を完全には網羅していないと書かれています。データの不完全さが水管理の計画に与える影響についてどう考えますか。