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レベル B2 – 中上級CEFR B2
6 分
308 語
勤務時間中にソーシャルメディアを通じて悲惨や否定的なニュースを閲覧し続ける「ドゥームスクロール」が、単なる生産性の低下にとどまらず、労働者に深刻な影響を及ぼしていることが最新の研究で明らかになりました。本研究はテキサスA&M大学のイアン・ヒューズ氏が主導し、学術誌『Computers in Human Behavior』に発表されました。
この行動はあらゆる年齢層で広がっており、特に18歳から35歳の間で多く見られます。米英の労働者を対象とした調査では、勤務中のドゥームスクロールがネガティブな情報の反芻を引き起こすことが判明しました。結果として業務への没頭や意欲が大きく低下し、とりわけ神経症傾向が強い労働者ほどその悪影響が顕著に現れています。
人々は感染症の流行や戦争といった不透明な社会的状況を把握しようとして情報を求めていますが、その過程で衝撃的な情報にさらされ、思考から切り離せなくなります。現代の職場環境では業務の合間にニュースを確認しやすくなっていますが、研究者らは携帯電話やソーシャルメディアの職場での全面禁止を推奨していません。
厳しい規則は効果が上がりにくく従業員の不満を招くため、個人が自己管理のルールを策定し、情報の閲覧を自宅やカフェなどの職場外の特定の場所に限定するという対策が提案されています。
難しい単語
- 閲覧 — 書物やウェブサイトの情報を見ること。
- 反芻 — 同じことを何度も繰り返し考えること。
- 没頭 — 一つのことに深く集中すること。
- 顕著 — 目立ってはっきりと現れている様子。
- 策定 — 方針や計画を考えて決めること。
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- 仕事や勉強中に不要なニュースやソーシャルメディアを見ないようにするために、どのような工夫が効果的だと思いますか。
- 会社が勤務中の携帯電話利用を一律に禁止することには、どのようなメリットやデメリットがあると考えますか。