ミャンマーの映像作家 Verse と女性の声CEFR B2
2025年12月28日
原文: Exile Hub, Global Voices • CC BY 3.0
写真: Matan Levanon, Unsplash
2021年のクーデター以後、ミャンマーの現地メディアと人権団体には強い圧力がかかりました。その状況の中で、Global Voicesと連携するExile Hubなどの支援を受けながら、Verseはジャーナリズムからフェミニズムや人権を扱う映像制作へと活動の軸を移しました。報道の現場では、重要な取材に男性記者が派遣される一方で彼女は残るよう指示されるなど、性別に基づく扱いを経験しました。
家族の影響も大きく、ラカイン出身の祖母は製材所で働き、性別規範に静かに反抗する行動を示していました。Verseはそうした日常の姿からフェミニズムを学び、映像表現に反映させています。Yangon Film Schoolでは男女同数のクラスで学び、クラス討論で有害な俗説を指摘したことが学校のセクシャルハラスメントに対するゼロトレランスポリシー導入に影響しました。
映像作品では、アニメ『Exit』が性労働者をテーマにスティグマや暴力、犯罪化を扱い、Goethe-Institut Myanmarの支援でShi ExhibitionやDVB Peacock Film Festival 2024で上映されました。Exile Hubを通じた2022年の制作助成や、Feminist Storytelling Grantを受けて制作した2025年のドキュメンタリー『Fight for Freedom』は、ミャンマー軍の家父長制に抵抗する亡命女性たちを追っています。
現在もミャンマーで高齢の祖母の世話をしながら制作と活動を続け、女性には平等と尊厳があり、自分たちの人生を定義する自由があるべきだと信じています。
難しい単語
- クーデター — 政府や指導者を武力で奪う出来事
- 圧力 — 外からの強い影響や干渉
- フェミニズム — 女性の平等や権利を主張する考え方
- 性別規範 — 社会が期待する男女の役割や行動ルール
- セクシャルハラスメント — 職場などでの性的な嫌がらせ行為
- 家父長制 — 男性が家族や社会を支配する制度
- 亡命 — 危険を避けて外国に逃れること亡命女性たち
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
ディスカッション用の質問
- Verseの映像制作はフェミニズムや人権をどう伝えようとしていると思いますか。具体的な場面やテーマを挙げて説明してください。
- 学校での討論がセクシャルハラスメント対策の導入に影響した例についてどう思いますか。学生や教育機関にできることは何だと思いますか。
- 亡命女性たちを題材にした作品が社会や観客にどのような影響を与える可能性があるか、理由を挙げて話してください。