アンゴラのラウカ水力ダムと中国の融資CEFR A2
2025年12月17日
原文: Vivian Wu, Global Voices • CC BY 3.0
写真: Isaac Lind, Unsplash
アンゴラのラウカ水力ダムが稼働を始め、国内の発電容量が大きく増えました。ダムは中国の請負業者が建設し、資金は主に中国から出されました。
中国のメディアは海外での水力発電を低炭素の協力と説明しています。現地の報道は支払い遅延や条件の不透明さを指摘し、透明性の問題を強調しました。
発電量は増えましたが、配電が追いつかずエネルギー貧困が残っていることも報告されています。
難しい単語
- 水力ダム — 川の水の力で電気を作る施設
- 発電容量 — 同時に発電できる電気の量
- 請負業者 — 工事や仕事を引き受ける会社
- 資金 — 事業や工事に使うお金
- 透明性 — 情報や手続きがはっきりしていること
- エネルギー貧困 — 必要な電気やエネルギーが足りない状態
ヒント:記事中の強調表示された単語にマウスオーバー/フォーカス/タップすると、その場で簡単な意味が表示されます。
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